鹿背坂(かせざか)茶屋跡

 鹿背坂トンネルの上に、トンネルを横切るようにして、茶屋跡がある。現在は杉林で、あたりは、うっ蒼としているが、昔は草地で、ある程度展望もきいたであろう。

 ここに、長さ6メートル、幅2.7メートルの、土俵半分ぐらいの盛土をした御駕籠建場と、茶屋があった。往時をしのばせる石垣が残っている。山の斜面にくっつくようにして低い石垣があるが、ここは、湯わかし所か、水飲み場だったのだろう。

 広場の端に萩市との境を示す明木村と刻まれた標石がある。
 なお、用語についてでてあるが、御茶屋は、殿様の休泊施設、御駕籠建場は、殿様の休憩場所、茶屋は庶民の休憩場所だったので、この茶屋跡は正式には、御駕籠建場跡となる。

鹿背坂トンネル(旧萩→明木)

鹿背坂の谷への道

鹿背坂駕籠建跡場