川上と阿武川ダム

大自然の中に無機質な建造物との対比

阿武川ダムは、阿武川の中流に位置する人造湖で、阿武川河口の慢性的な水害を防ぐため、多目的ダムとして建設されました。
総貯水量153,500,000トンの日本有数の規模を誇る重力アーチ式コンクリートダムです。
ダム建設の際、県内では積雪の比較的多い当地にあって雪の積もらない場所が直下流にあり、この場所を掘削したところ温泉が湧出した。(という逸話)これが現在の阿武川温泉です。
ちなみにダム建設の際に温泉が発見されることは極めて珍しく、全国的には稀だそうです。

(萩市観光協会公式サイトより)